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【お知らせ】星合万智子の名前で活動いたします

星合万智子
星合万智子
瑞牆山  2023.Autumn
瑞牆山 2023.Autumn

2023年11月11日✨

このたび、星合万智子(ほしあいまちこ)旧姓にて写真活動を行ってゆくことに致しました。本名は変わらず山内万智子です。

「星合」は昔から大好きな姓だったので、子供の頃に戻ったような初々しい気持ちになります。

最近何かが外れたようで?軽く自由になれている自分がいます。

より本質に向き合いたく、naturalになっていくような予感もしております。

皆さま、どうぞこれからもよろしくお願いいたします

2023.11.11
星合万智子

素

Machiko

「時を超えて」万智子 写真展〜終了いたしました

本日10/24(火)、搬出作業を終え「時を超えて」写真展が全て終了致しました。

7/1…3ヶ月前。撮影に行けない、何もできない、動けない。人生の中で一番窮地に追い込まれている時に、私が選択した事は「動くこと」でした。

動けなくて毎日滅入っているならば、、動いて悩めばいい!!動けないのはもう限界!!!

私の中で何かが爆発してしまい『何もない』まま駆け出しました。

高校の同級生達に協力をお願いして企画チームが結成。チームメンバーに、DIY得意女子(笑) がいたなんて、皆知らず。
彼女の作ったディスプレイボードのなんと美しい事✨

インクも用紙もちゃんと用意ができて、物々交換の微笑ましい場面もあって。奇跡的にあの空間(会場)が完成しました。
そしてこの度、皆が笑顔で「やって良かったねー✨」と言いあえ完遂することができました。

「何もない」と思っていた私が、持っていたものは「仲間」や「人とのつながり」でした。
一人では何もできないと、身に染みて感じましたし、大切なものは何か。今回の写真展を通して沢山のことに気づくことができました。

お越し下さった方。お越し頂けなかった方。
皆樣、本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。

そして、、、

今回の展示会にて、地元での開催をご希望いただきまして。
再来年2025年5月。静岡県三島市にて次の個展が決定いたしました✨
(2025.5/
29〜6/3  みしまプラザホテル ギャラリープラザにて)

その時に皆樣とお会いできる事を楽しみに、今日からまた日々精進してゆきたいと思います。

 

〜Selected photos since 2012〜
「時を超えて」写真展

その世界は

わたしを必要としていて

わたしも必要とする世界

 

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ごあいさつ
ごあいさつ

2023.10.24
Machiko

『日本藝術の創跡Vol.28』2023年10月発刊

『日本藝術の創跡Vol.28』2023年10月発刊

https://machiko-qualiart.com/information_23soseki.html

今号にて休刊となる「日本藝術の創跡 Vol.28」に、今年も掲載していただきました。ありがとうございます。

テーマは「万国博覧会の熱狂とジャポニスムの美」ということで日本作家より『池大雅』との対向ページにてご掲載頂きました。
水族館で撮影したこちらの作品『The next stage』は、ただいま「時を超えて」万智子 写真展にて展示しております。
(2階の和室ではなく、1階通路に飾ってあります)

写真展は10/22日曜日までです(^^)
お近くにお立ち寄りの際は、ご高覧いただければ幸いです。

machiko

日本藝術の創跡

【日本藝術の創跡vol.28】
1995年の創刊より毎刊異なったテーマを掲げ、偉大なる先人達が残した芸術を厳格に研鑽し、また現代に活躍する精鋭作家の秀作とその足跡を後世の日本美術界に残すことを目的とした美術画集『日本藝術の創跡』。このたび、『日本藝術の創跡vol.28』を発刊いたしました。
今回のテーマとなったのは、「万国博覧会の熱狂とジャポニスムの美」。西洋の人々にとってアジア文化の違いが曖昧だった19世紀頃、フランス人版画家のフェリックス・ブラックモンは、葛飾北斎の『北斎漫画』が日本の陶磁器の梱包資材として使われるのを発見し、一部の芸術家の間で浮世絵の存在が認知されるようになります。その後、日本政府初参加となった1873年のウィーン万博においてジャポニスム(日本趣味)が隆盛し、それに影響されたウィーン分離の代表格グスタフ・クリムトや印象派のモネ、ゴッホたちの作品に受け継がれていくことになります。
日本が政府として万博に参加した1873年のウィーン万博から本年で150年、また2025年の大阪・関西万博の開催を記念して、本書では万博とジャポニスムの関わりを紐解くとともに、現代で活躍する日本の精鋭アーティストによる秀作を収録いたしました。日夜制作に邁進される表現者たちが作品に込めた熱気を感じ取っていただければ幸いです。
書籍名:『日本藝術の創跡』 vol.28
特集:「万国博覧会への日本政府初参加150年記念
万国博覧会の熱狂とジャポニスムの美」
体裁:A4判変型、函入り、オールカラー、358頁

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Machiko

 

〜「時を超えて」万智子写真展のご案内〜

〜Selected photos since 2012〜
 万智子 写真展「時を超えて」
2023年9月27日(水)〜10月22日(日)
「時を超えて」万智子 写真展
「時を超えて」万智子 写真展

 

この度、ささやかな展示ですが、静岡/三島の高校時代の同級生のお店(東京/千駄木)で、初の個展を開催させていただく運びとなりました。

以前から「いつか個展を!」と思っていましたが、時間が・・・お金が・・・と、現状ではとても無理だな〜と諦めていました。
今も状況何も変わらずなのですが、動けなくて滅入る日々ならば、動きながら悩もう!!と駆け出しました。

気張らず、気取らず、今の私ができることを。。。✨

展示は、額装などは(ほぼ)せず、プリントのみで飾ります。
わずかな日にちしか会場に居れませんし、ギリギリまでシフトもわかリません。(現在、百貨店内の写真室で働いておりまして、公休は平日でございます)

この数年、身動きが取れない状況でしたが、友人、知人の協力とご支援のおかげで、写真を始めてからの14年間の想いを、表現させてもらえることが、嬉しくて仕方がありません!

あの被写体たちが集結したら、空間のエネルギーが凄そう~✨っと、ウキウキわくわくしているとても幸せな私です☺️

9/27(水)から約1ヶ月程の開催です。
(お店に居る日については、分かり次第お伝えさせて頂きます)

今日まで、写真活動を応援し、見守って下さっていた友人、知人の皆様に、ご覧いただけたら本当に嬉しいです✨
これまでの感謝の気持ちを込めて贈らせて頂きたいと思います。

そして今回、ご縁あってお立ち寄り下さる方がいらっしゃいましたら、今後も人生と共に写真活動に励んでゆきますので、あたたかく見守っていただけましたら幸いでございます。

令和5年9月吉日 万智子

 

〜Selected photos since 2012〜
万智子 写真展「時を超えて」

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その世界は
わたしを必要としていて
わたしも必要とする世界

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開催日:
2023年9月27日(水)〜10月22日(日)

会場:粋黒(いっこく)
〒113-0022東京都文京区千駄木2丁目46-3

※粋黒 営業時間にて開催
※ご鑑賞のみは無料となります。
※会期中金曜日は20時まで

月・火 定休日
水   15〜18時(L.O.17時)カフェのみ
木〜日 12〜15時(L.O.13時)ランチ
    15〜18時(L.O.17時)カフェ

※お食事は予約優先
(カフェは予約不要ですが、お席の確保ご希望の場合は、予約をされた方が良さそうです)


〈予約方法〉

お食事のご予約は下記1~6をご記入の上、下記までご連絡下さいませ。

1. お名前
2. お日にち
3. お時間(昼12時または13時)(夜18時)
4. ご予約人数
5. 当日ご連絡がつくお電話番号
6. お料理(下記からお選びください)

【昼】
・コース(お食事鯛茶漬け)5,500円(税込)
・鯛茶漬け御膳 3,500円(税込)
・粋黒御膳 3,500円(税込)

※お料理はお連れ様と同じでお願い致します

【夜】
・コース(お食事鯛茶漬け)11,000円(税込)

ご予約先:粋黒(いっこく)
Instagram:@ikkoku2023
E-mail:ikkoku2023@gmail.com
「時を超えて」フライヤー
「時を超えて」フライヤー

Machiko

銀座「神々の世界2023」開催中です✨

11名の作家が贈る

【DIEUX – 神々の世界 2023】銀座 2023.5.15(月)~5.20(土)

開催中です(*^^*)✨

ギャラリーさんの動画を
シェアさせていただきます
各々の想いが見事に 共通&共鳴している
とても心地の良い空間です✨

https://fb.watch/kB8PruuROm/

もしお時間のご都合がよろしければ
是非ご高覧下さいませ

☘この後の在廊予定です☘

本日5/18(木) 夕方頃おります

5/19(金)12:30〜17:00
(13時過ぎから一時間ほど外出します)

5/20(土)12:30〜16:00   (最終日は16時終了です)

展覧会名:Dieux – 神々の世界 2023

開催日:2023.5.15(月)~5.20(土)の6日間

時間:午前12:30~午後8:00
※最終日5.20. (土)は午後4:00迄

開催場所:GALLERY AND LINKS 81.One 第2会場
東京都中央区銀座1-22-12 藤和銀座一丁目ビル 6F

TEL:03-6263-2563

交通アクセス

■有楽町線 「新富町駅」 1番 出口より徒歩4分
■有楽町線 「銀座一丁目駅」 10番 出口より徒歩6分
■日比谷線 浅草線 「東銀座駅」 3番、A7 番出口より徒歩8分

会場 HP:Dieux – 神々の世界 2023
https://galleryandlinks81.jp/exhibition/exhibition-2023/dieux2023/

神々の世界2023/万智子
神々の世界2023/万智子

【Dieux – 神々の世界 2023】銀座 2023.5.15(月)~5.20(土)

2023.5.15(月)~5.20(土) 銀座
【Dieux – 神々の世界 2023】 出展いたします。

Dieux–神々の世界2023-

Dieux–神々の世界2023-DM
Dieux–神々の世界2023-DM

 

展覧会名:Dieux – 神々の世界 2023
開催日:
2023.5.15(月)~5.20(土)の6日間
時間:
午前12:30~午後8:00
※最終日5.20. (土)は午後4:00迄 
開催場所:GALLERY AND LINKS 81.One 第2会場
東京都中央区銀座1-22-12 藤和銀座一丁目ビル 6F
TEL:
03-6263-2563
会場 HP:
Dieux – 神々の世界 2023
出展のお声がけを頂いてから
「神々の世界」と「水の世界」の共鳴をイメージして
撮影に挑みました。
結果、最終的に私が着目した神とは・・・
私自身が恍惚としたあの「空間」を皆様と共有できたら大変嬉しく思います。

 

 

☘在廊予定です☘

5/15(月)17:00〜20:00

5/19(金)12:30〜17:00

5/20(土)12:30〜16:00 (最終日は16時終了です)

 

〜開催主旨〜

世界には古くから人々の間に語り継がれている、神を中心とした物語があります。神様や神話の世界は古くから人々の暮らしに寄り添ってきました。人々はなぜ、神話の世界に魅了されるのでしょうか。

ギリシャ・ローマ神話は、ルネサンス期以降、古典を教養としていた宮廷人や君主たちに愛され、宮殿や邸宅を飾る美術品の主題として人気を誇りました。神様や神話の世界は近代の社会とその芸術においても、時代の新しい息吹を吹き込まれながら生きつづけインスピレーションの源として多くの作家を魅了します。

特に日本は「八百万の神々」という言葉がある通り、数え切れない神様たちが、生活や文化に深く根付いています。神話に登場する神様、山や海・土地の神様、大陸より日本に渡り住みついた神様、実在の人物が死後 神様になって祀られていることもあります。また、学問の神様や商売繁盛の神様、縁結びの神様など、ほとんどの方は人生の節目で、一度は神様にお参りしたことがあるのではないでしょうか。

本展覧会では神様、神話の世界に焦点をあて、美を追求するアーティスト9-11名を選出し、神様や神話の世界を表現したアート作品の無限の可能性を展観したいと思います。
交通アクセス
■有楽町線 「新富町駅」 1番 出口より徒歩4分
 ■有楽町線 「銀座一丁目駅」 10番 出口より徒歩6分
 ■日比谷線 浅草線 「東銀座駅」 3番、A7 番出口より徒歩8分

 2023.5.2
万智子/Machiko

イロリ村ギャラリー【BIRTH 出版記念展】

 

書籍「BIRTH」出版記念展(2023.4.13〜4/17)

最終日、わずかの時間でしたが、大阪・中崎町のイロリムラギャラリーさんへ行って参りました。中庭を挟んで展示会場が4つあり、一番大きなスペースでの展示でした。

スタッフの方のお話だと、会期中は海外の方の来場者がかなり多く見受けられたとのこと。アメリカ、オーストラリア、ブラジル、トルコ、フランス、中国、ドイツの国々の方々が来場されたそうです。

直接作品をご覧下さる方がいらっしゃるのは、やはり嬉しいものです。友人にも会場でバッタリ会えて感激でした。

本企画は、オーストラリアに拠点を置かれるマネージメント会社さんの主催でしたが、日本国内での展示自体が稀なことで、会場におられたディレクターさんは、秋にはオーストラリアに完全帰国されるそうです。

そんなお話を伺うと尚更、今回お声がけ頂き書籍出版&展覧会に参加できたことは有り難く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

素敵なご縁を大変ありがとうございました。

万智子

2023.4.19
Machiko

【BIRTH】出版 記念展覧会 

BIRTH  :  
Art Born from Japanese Modern Culture 
2022年11月発刊 
amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNGZGPYL

日本人作家さん56名による、様々なジャンルの素晴らしい作品が掲載された美術画集『BIRTH』。

明日より「発行記念展覧会」が大阪にて開催されます。私は、掲載中の3点の中から特に思い入れのある「歓喜」という作品を出展させていただきました。

この作品は、2020年にフランスPARIS「ギャラリー・ジョセフ・ミニム」で開催された「10th DISCOVER THE ONE JAPANESE ART」展にて「審査員特別賞」をいただきました。

受賞はもちろん嬉しかったのですが、何よりも感動したのはその後。この写真がきっかけで、私以上に作品を理解し愛して下さる、一人の営業担当さんと出逢えたこと。そして展示する機会を与えて下さった岐阜の日本料理店「天近」様ファミリーとの出逢い。。。

「歓喜」は素晴らしいご縁を繋いでくれた大切な作品です(*´꒳`*)

今回掲載&展示するものは、実は一から制作し直しており、プリント展示は初めてになります。

まだまだ表現しきれないジレンマを抱えながら、今日現在も新たな作品と、自分自身と向き合っております。

私は在廊しておりませんが、お近くの方でご覧いただく機会がございましたら、生まれ変わった「歓喜」を感じていただけたら、、、とても嬉しく思います☺️

2023年4月吉日
Machiko

【開催概要】

展覧会名:
「“BIRTH” 発行記念展覧会」
開催日:
2023年4月13日(木)〜4月17日(月)
※4/17(月)最終日は15時終了です
時間:
12時〜20時(最終日12時〜15時)
会場:
大阪イロリムラギャラリー
〒530-0016大阪市北区中崎1丁目4番15号
HP:
http://irori2005.com

[BIRTH] が届きました(^^)

BIRTH  ART BORN FROM JAPANESE MODERN CULTURE

BIRTH 表紙
BIRTH 表紙
 BIRTH: Art Born from Japanese Modern Culture

amazon 2022年11月28日発刊!
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNGZGPYL

〜INTRODUCTIONより抜粋 〜
従来重要視しがちな経歴、技術面の部分よりも、気を衒ったアートの面白みや展覧会等での生の活動で感じる勢いを大切にし、有望視する日本のHOPEとなるアーティストに焦点を当てた美術画集。選りすぐりのアーティスト56名を掲載。

INTRODUCTION全文(日本語訳)
https://komachi528.xsrv.jp/?p=3966

各作家さんごと見開き2ページに掲載されています。
様々な技法&作風の画家さん、そしてイラストレーターさんが割合としては多く、純粋に「写真だけ」の作品は私一人でした。

ページを開いた瞬間、被写体から放たれるエネルギーに私自身がゾクゾクしてしまいました。
今年はすべての作品を一から手がけ直し、自分自身とひたすら向き合った日々でしたが、自分が納得できるものを「一つの形」として残せたことを、心から嬉しく思います。

 〜Machiko〜BIRTH/100-101page

〜Machiko〜BIRTH/100-101page

INTRODUCTION
INTRODUCTION

 

まだ先の話ですが

「”BIRTH” 発行記念展覧会」と称し、

4月13日(木)から17日(月)の大阪イロリムラギャラリーにて展示会を開催いたします。
一点だけの出展ですが、こちらも年明けから準備を始めようと思います。

 

開催概要
展覧会名:
「“BIRTH” 発行記念展覧会」
開催日:
2023年4月13日(木)〜4月17日(月)
時間:
12時〜20時(最終日12時〜15時)
会場:
大阪イロリムラギャラリー
〒530-0016大阪市北区中崎1丁目4番15号
HP:
http://irori2005.com


この度のご縁も 大変ありがとうございました✨

2022.12.15
Machiko

 

「BIRTH」Art Born from Japanese Modern Culture 11/28発刊【Amazon】

「BIRTH」
Art Born from Japanese Modern Culture
「BIRTH」 Art Born from Japanese Modern Culture
「BIRTH」
Art Born from Japanese Modern Culture「BIRTH」Art Born from Japanese Modern Culture
掲載作家: 56人 (各アーティスト見開き 2P)   発行: 2022 11 月 
アメリカ時間1128日にアート書籍が発行されました。

世界中のアマゾン市場にでるのは5日程かかり

手元に届くのは12月中旬〜年末にかけてになるようです。

私は3枚の写真を掲載しております。受け取りましたら、掲載ページを紹介させていただきます(*^^*)オーストラリア拠点の企画・発行社様の為全文英語の書籍です。
 日本語訳の「INTRODUCTION」を受け取りましたのでご紹介させていただきます。
INTRODUCTION
世界中を巻き込んだ新型コロナウイルス感染症によるパンデミックに続き、ロシアによるウクライナへの全面侵攻が巻き起こり、果たして世の中が今後、落ち着きを戻すことはあるのだろうか?  ユネスコの報告によるとロシアによる紛争で文化財の破壊、略奪がウクライナの博物館や宗教施設、記念碑など127カ所で被害を確認しているそうだ。正直、これらのことだけに留まらずロシアの他国への侵略に対して、世界中の人々が憤慨に堪えないことだと思う。                                              

人の手で作られたものは、いつか、劣化していくものではある。しかし世の中には、生まれきた創造の結晶を価値あるものとし、残し、保護していくべき義務があっても、それらを破壊するなどと いう愚かな行為が許されてはいけないし、そういう世界であってはいけないと常々思う。                        

キュレーター、ディーラー、ギャラリスト、アートマスコミ関係者など、それぞれに課せられた仕事の意義は、信じたアーティストの傑作を探し出し、世に知らしめ、価値を見出し、高めることであると信じている。そしてアーティストが活動していくひとつの意義も、己の作品をより多くの人々に認知してもらい、価値あるものに変えていくことではないだろうか。            

この書籍BIRTHはこの時代に投げかける希望のタイトルである。意味はもちろん「誕生、生まれる」という意味。アーティストが、どんなに長い経歴を持っていても、はじめて目にする作品、 はじめてそのアーティストを知ったのであればあくまでも「初」な訳である。                        

星の数ほどいるアーティストの中から、まず第一線で活躍する選りすぐりのアーティスト56名を掲載させてもらった。従来重要視しがちな経歴、技術面の部分よりも、気を衒ったアートの面白みや 展覧会等での生の活動で感じる勢いみたいなものを大切にし、有望視する日本のHOPEとなるアーティストに焦点を当ててみた。                           

掲載されている作品においては、アーティストによって、表現形態、使用する素材、作品の主題や技法に至るまで多岐にわたり、一見、書籍として見た場合、統一性には欠けるように見えるかも知れない。                        

しかし、今回の趣旨は、色々なジャンルで活躍する日本のアート最前線の一角を観ていただくこと。そして、ぜひ、この書籍の中から、ご自身が面白いと思う、興味のあるアーティストに巡り合ってもらえる場所になることを心掛けた。            

叶うのであればアーティストにとって、この書籍「BIRTH」がスター誕生のような世界への1歩となり、日本国内に留まらない海外への足掛かりになってもらえることを願っている。
【出版物概要】 
タイトル: BIRTH                       サブタイトル: Art Born from Japanese Modern Culture 
サイズ: H255mm×W204mm                    出版・販売: CreateSpace / Amazon             企画・発行社: Boom Promotions PTY.LTD/Mayumi International (Mayumi Project)(オーストラリア政府法人番号:ACN 067 318 272 )
13 Wallaroo Way, Ashmore 4214 QLD Australia: +61-7 5564 8082 / +61-40 2844 114
Email: info@mayumiproject.today            WEB: http://mayumiproject.today

掲載作家: 56人 (各アーティスト見開き 2P)   発行: 2022 11 月 

2022.11.30
Machiko